コロニアのみちゃまるのネタバレレビュー・内容・結末

「オオカミの家」を見るにあたり、コロニア・ディグニダについての予備知識を得るために鑑賞。
コロニアでの警備は割と雑だし、都合よく行き過ぎるような要素もあったが、ラストまで緊迫感が凄まじく気が抜けない。ナチスの残党が設立したカルト教団ということで、行っていたことはサリンの製造や拷問、性的虐待など残虐極まりない。実際は映画よりもさらに凄惨なことになっていたと思われ、何とも言えない気持ちになった。
施設を脱出し駆け込んだドイツ大使館。大使まで教皇と通じてグルになっているという始末であったが、レナがCAであること、パイロットの英断によって最終的に救われたのは幸いだった。ラストのクレジットによると40年間で脱出できたものはわずか5名だと…。