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ルパン三世 アルカトラズコネクションのbackpackerのレビュー・感想・評価

3.0
ルパン三世TVSP第13作
「世紀を超えてまで、お前と付き合うのはウンザリだ」

本作では、アメリカを影から動かす巨大秘密結社〈シークレット7〉を相手に、サンフランシスコ沖に沈む金塊強奪と、アルカトラズ島に隠された秘密、そしてケネディ兄弟暗殺の真相に、ルパン一家が迫ります。

また、本作は、モンキー・パンチ氏の『新ルパン三世』のサンフランシスコ編(No.160〜169)を原作としておりますが、ケネディ暗殺やアルカトラズ島地下帝国といった要素は、TVSPオリジナルです。

キャラクターデザインは、2000年代のデフォルトルパンと言える形に既に到達しているように見えます。個人的には一番親しみ深い絵柄です。
また、本作から、アニメーションがセル画からデジタル作画に切り替わったとのことで、まさに新時代のルパン三世作品と言えます。

爆発と銃撃戦のシーンの他、シスコの街をケーブルカーで疾走したりと、派手なアクションシーンが多めです。
コミカル・シリアスのバランスも良く、コンパクトにまとまっておりますので、単純な面白さはピカイチ。
難しく考えず、サクッと面白いルパンを見たい方にもオススメです。

【本作のゲストキャラ】
テリー・クラウン……サンフランシスコ市警所属の警部補。正体はシークレットセブンのボス。
(原作ではジョン・スターモー警部。1話目からルパンの左目を潰すというパワフルな奴)
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