FRANCIS

インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 〜孔雀の眼の秘宝〜のFRANCISのレビュー・感想・評価

3.5
ルーカス製歴史教科書 『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』。

元々はジョージ・ルーカスが高校生向けの歴史教育ビデオを作ろうとしたところから企画は始まったというルーカス・フィルム×アンブリン初のTVシリーズ。

若きインディがエジプトの古代遺跡から、ソンムの戦線、アフリカのジャングルで、偉人たちの出会いを通じて、多くを学んでいく。

1話毎の当たり外れや、映画シリーズとの微妙な齟齬が否めない(SW新三部作も然りだが)、各国ロケや豪華なセットなど潤沢な予算を投入してのプロジェクトには観るべきものも多い。

視聴率の低迷により、2シーズンで打ち切りが決まったことは非常に残念であり、タイムライン上で最後の年に当たる1920年から映画版の1936年までの長い空白期間が生じてしまったことは悔やまれる。

ショーン・パトリック・フラナリー演じる回想シーン、90年代のローガン・ポール扮する老いたインディに加えてハリソン・フォードも50年代のシーンでゲスト出演。

各回ではクリストファー・リー、マックス・フォン・シドー、ダニエル・クレイグ、イアン・マクダーミドほかスターウォーズに縁のある名優たちが登場し、若きインディを導いていく。

また、ストーリーを担当した脚本家にはレイア姫でお馴染みキャリー・フィッシャーも名を連ねる。特別編・新三部作とディズニー買収までの製作を担当したリック・マッカラムがショーランナーを務める。
FRANCIS

FRANCIS