自称映画通

ブラック・シーの自称映画通のレビュー・感想・評価

ブラック・シー(2014年製作の映画)
2.7
見終わって名前覚えてた登場人物
トビン(若造)、フレイザー(潜水プロ)、ババ(耳ソナー)、ピータース(?)、ロビンソン(艦長)、ザイツェフ(エンジン)
な?登場人物が多すぎるのよ。潜水艦に乗ったのが12人で、あとうつ病で自殺したやつ、富豪役のやつ、アゴラ社の人事課のやつ、奥さん、子供くらいで全員だと思うけど初見では全然追うことができない。かといって2回見たいとは思わない。
最初に刺されたやつなんで刺されたん?全体的にかなり丁寧に伏線は回収してたと思うがこのシーンは理解に苦しむ。
伏線回収で言うと仕事紹介してうつ病で自殺したやつのタヒんだ理由がわかったときはすげぇ~って思ったな。
最初の人選のひどさからさ、もっとさ、各人が超絶スペシャリストで団結は一切しないものの難題を次々とクリアしていく感じを期待してたのよ。そしたらスペシャリスト感があったのはババぐらいであとはただの落ち度があるできそこない集団やん…特にフレイザーにはもっとフレイザーじゃなかったら絶対無理だったよね的な何かが欲しかった。じゃないとあんな殺人鬼をわざわざ乗せた理由がわからないからな。
トビンは期待通り。やるよやるよ?…ほらやらかした!ダチョウ倶楽部か(笑)
仲介役の胸くそさはいい味でてた。タヒに方も十分アホだったがもっとアホなタヒに方してくれたほうがスッキリしたかな。
途中からジェードロウがケン・ワタナベと被ってしまった。髪の毛のせいで。いつからこんなハゲてたん?ケン・ワタナベならそんなミスも誤判断もしねーよ感が湧いてきてしまいモヤモヤ。
潜水艦、閉塞感、金塊、欲望、スペシャリスト、人種、人間関係、ホラー、スリル、アクション…ちょっとよくばりすぎちゃったよね。この短時間で表現するには全部が中途半端になっちゃった感。なんかすごく惜しい映画だった。