青二歳

石の上の花の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

石の上の花(1962年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

パラジャーノフのプロパガンダ映画。こんなおかしい脚本書いたのは誰ですか。面白い…変なの(°∀° )
炭鉱の開拓がいっせいに稼働するシーン等々モンタージュはやっぱりカッコいいんですが、パラジャーノフではない感。ツルハシやら鉄塔?やらが素材のためか、なんというかソ連アバンギャルド風。
宗教が人を不幸にするという宗教否定で、ソ連体制側のプロパガンダ。その新興宗教が作る集団はセクトと呼ばれていて…この集団可笑しい…ただ新興宗教と言えるのかは微妙だったな、観る感じロシア正教会の変節版くらいかと…もちろん秘密結社感はすごいけれど。ただ手をあげ目をむくあのポーズとか可笑しすぎるし…なんかもう色々と笑ってしまう。
またなんとも絶妙な塩梅で、新興宗教側も炭鉱コミュニティもどっちも薄気味悪いというのがね。
青二歳

青二歳