記録。
The Japanese Evil Dead
地獄、血みどろ、そしてマッスルビルダー…。この三位一体には正直やられましたね。内容以前にタイトルで惹きつける天晴れさ。惹きつけられるのはごく一部だとしてもだ。
この和製スプラッター映画、80年代初頭にサム・ライミが世に送り出した名作『死霊のはらわた』にインスパイアされた作品ということで、確かにその影響が全体に色濃く漂う。
が、低予算インディーズ作品故に手作り感が半端じゃなく、リアルさに関しては他をあたって欲しい感は否めない。驚くことに90年代半ばの制作開始から苦節15年かけて完成させたとのことだが、例え90年代だとしてもこの画質は荒過ぎる。逆オーパーツだ。
でも意外と内容がしっかりしてるのも事実。平均スコア4.0は正直眉唾だが、60分強の時間を捧げる価値は感じられる。ちなみに言うほどマッスルがフィーチャーされてるかと言うとそうでもない。
たまには日本のカルト映画でも…て気になったら手に取って見るのもアリかも。
