どーもキューブ

地獄の血みどろマッスルビルダーのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

深沢監督の死霊の一軒家




2009年
出演監督脚本深沢真一。



噂にきいていた自主ホラー映画。実は東京新宿の「ビデオマーケット」に行った時探したけど、無かった。またヤフーで一度購入したけど、1ヶ月到着せず、キャンセルした事もあった。ビデオ屋にもなくずーっとみたかった作品。ようやく購入鑑賞となりました。




まず、深沢監督!大変お疲れさまでした。映像特典のインタビューを見て長い間かけてお作りになられたのがわかりました。

フィルムが使えなかったら、編集機械に試行錯誤したり、 長期間に及ぶ為スケジューリングや追加撮影不可などホラー映画の製作の難しさをインタビューから感じました。

またCGじゃなく、特殊造形の感じを貫き、肉弾戦にこだわる作風で徹底していた。

どこまても「徹底的に!!」サムライミの「死霊のはらわた」をセルフリメイクする作品に見えた。


叩き潰す
殴る蹴るつぶすつきさす 
死霊が基本的に強い
地下室がある
とかなりサムライミリスペクトの作風を自主映画でよくぞここまでやり遂げた作品でした。まさしく唯一無二の真似できない作品だった。


ほかインフル映画
死霊のはらわた2 
ターミネーター2 
遊星からの物体X

をパロディオマージュ炸裂なマッスルビルダーキャラだった。

本当セルフリメイクをメジャー会社で出来ない所が日本映画の弱みです。

海外発売されおめでとうございます(利益も本当、循環させて欲しいですね、、、(こういう所が日本映画のやっぱりな弱み))

粘土や血のり、刺さる感じ、皮膚が溶けていく感じがとっても素晴らしい。だけど撮影は、ものすごーく大変!!!

本当なら芸能人いれて、豪華メジャーリメイクして欲しい。

物語は、呪いの男女関係がある一軒家。時たちその一軒家に取材にいくガタイの良い男、霊能者、女性。
そこには、
のりうつる
なかなかしぶとい
死霊がいた。
対マッスルビルダーいちみは、はたしてどうなることやら。

一人の演技、リアクションをみてると「死霊のはらわた2」のアッシュ対死霊のひとり芝居を想起。

こういうアナログな泥臭い特殊メイクだけのチャンバラとか、喧嘩ムービーとか年一ペースで製作されないっすかね?(呑気、言うはやすし)

なかなか映画館上映もないので、ぜひご購入してホラー映画ファンは、見てください!



さて
深沢監督の死霊対マッスルビルダーいちみ
死霊の肉弾戦
是非ご覧ください!


追伸
海外版のソフトでみてみたいなー。

フィルマ版追記
こういうクレイ撮影、アニメーション入り映像って想像以上に撮影が、大変、経費・労力かかる、1秒撮るのに大変と、気が遠くなる作業なのは、重々承知。

だからこその貴重さです。
だからこそこういうアナログSFXのホラーやファンタスティック作品をもっと見てみたいんだよなー。

日本映画は、本当に「ない」ですからねー。

こういう作品だけを撮る「スタジオ〇ブリ」的会社があればいいのにねぇーって真剣に思います。

クレイアニメとか 
特殊造形映画会社とかね

本当それこそ、サムライミとかピータージャクソンとかひと山儲けて、映画会社(サムライミ)おこしたり、プラモデル会社(ピージャク)作ったりしないとできないのが、「現実」なんでしょうね!?

日本なんて、映画に本気じゃない国だから、いまだに惨憺たる実情です、、。他国に負けるのは、自明の理。

ホラー映画が本当に自由に作れる環境、ほしいっすよねぇー!?!
どーもキューブ

どーもキューブ