コザカナカルシウム

いたずらロリータ 後ろからバージンのコザカナカルシウムのレビュー・感想・評価

3.8
日活ロマンポルノにはまった時期20年前に観た作品。

人形だったえるちゃんがご主人様のもとに人間として表れるって話なんだけど…内容より映像のよさにドキンとする。大好きだったのは、初めて主人公の男がえるちゃんの裸を目にするシーンでドビュッシーのアラベスクが流れるの!何!?ロマンポルノって本当にロマンがあるって不覚にも感動した。

その後、柄本佑主演の「空気人形」観たときも、「何曜日に生まれたの」でアラベスクがかかったときも、いたずらロリータやーん!って突っ込むくらい私の記憶に刻まれた映画だ。

監督は金子修介さん。うろ覚えだけど、篠原哲雄監督は金子修介のロマンポルノを見て感動したって言ってたような。個人的には、勝手にいたずらロリータではないかと思っている。