戦争を直接描かずに庶民の姿を通じて描いた戦争映画。
戦況悪くなる時の庶民の風景。母(工藤夕貴)と娘(二階堂ふみ)、その隣に住む丙種で戦争行かない男(長谷川博己)。
母娘の家に「横浜の家を焼かれた」…
次第に女へと目覚める二階堂ふみの表情に惹かれる。 特にトマトを食べる市毛を見る表情と蚊を潰して血を舐める時の表情が素晴らしい。 神社のシーンや河原のシーンなど二階堂ふみの表情を追うだけで楽しめる。 …
>>続きを読む戦争中、母とその姉と暮らす女性が事情により召集されずにいる年上の男に惹かれていく。。。
うむむ。ゆっくりと進んでいく話と女性特有のドロドロ感な母親姉妹がまどろっこしい。工藤夕貴の母親も富田靖子の…
本能寺に向けての長谷川博己ウイークです。
戦時中にしてはあまり悲惨さは感じられない映画。市毛と里子の恋愛ていってよいのかな?部分より前半のまわりの人の話(蓮司さんとか利重さんとか)がよかった気がす…
私たちにはわからない。不安な気持ちに襲われたり。死が身近にある環境の中で生きると言うことを私たちはなにもわかっていないんだと思った。その中で縋るように恋愛をしてしまうことはきっと、この時代のこの子に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
詩の最後の
「ね」
の余韻がすさまじい。
最後の里子がこちらを見つめるカットの振り返るような視線が、「ね」と問いかけてくるみたいに。
わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたし…
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