自分が観たことあるジョー・カーナハン監督作品は「スモーキン・エース」と「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」だけなので、“キャラだく”な群像劇を撮るイメージが強いのですが、前者はオールスターキャストをうまく回しきれていなかった印象で、後者も“よく覚えてないけど、豪華でまぁ楽しかったかも”くらいの記憶。
今作はクリス・パインやジェシカ・アルバを脇に置きつつ、明確に主演のパトリック・ウィルソンの物語に絞っているのが良いかも。カメオ出演組のノーマン・リーダスやデビッド・ハッセルホフ、レイ・リオッタも主張しすぎていない。なので“キャラだく”のお得感もありながら主軸がブレず、ひとつの物語として面白かった。
出ずっぱりじゃないけど、あんなにクレイジーに目立ってるクリス・パインがクレジット無しなのは何故?