ひろぽん

僕等がいた 前篇のひろぽんのレビュー・感想・評価

僕等がいた 前篇(2011年製作の映画)
2.7
高橋七美は女子の3分の2 が恋に落ちるという人気者の矢野元晴と高校の屋上で偶然出会い恋に落ちていく。矢野は恋人と死別してから心を閉ざしていたが、一途な高橋に次第に心を開いていく。つらい過去の葛藤を乗り越え、未来を誓い合う2人に更なる試練が待ち受ける前篇。


高校生編
17歳の矢野と高橋のアオハルラブストーリー。
年上彼女に二股されその相手と事故で亡くなるという裏切り、母親は既婚者を好きになって未婚で矢野を産んだというトラウマになるような辛いバックグラウンドの持ち主矢野。高校生の恋愛映画とは思えないほど、ドロドロした昼ドラのような重い設定。そりゃ心も歪んでいくよな。

過去に囚われ続ける矢野と、素直で混じり気のない一途な高橋の相対する2人の関係が見どころ。

そして、恋敵として登場する竹内。いつもくっつきそうな主演2人より、想い続けてるけど恋が実らない奴を応援したくなる。だからずっと竹内を「負けるな!頑張れ!」って応援してた。

嫌いじゃないけど良くも悪くも後篇の前座のような作品。恋愛系の映画では珍しいトータル4時間の二部作構成だが、もっと内容を凝縮した方が観やすい。さすがに長すぎて退屈してしまう。

平成を代表するような2つ折りのガラケーが懐かしかった。

高校生で35000円の指輪はスゴすぎ。生田斗真や高岡蒼甫、柄本佑はもう完全に高校生に見えない!笑
ひろぽん

ひろぽん