このレビューはネタバレを含みます
映画素人が偉そうに失礼します…。
かなり昔、小さい頃に金曜ロードショーで流し見した記憶がすごくうっすら残っていたのと、散々どんでん返しだって言われているので明らかなあざとさだったり、中盤以降の伏線に尽く気づいてしまって種明かしで想像は超えてこなかった。
ただ、、、やっぱどんでん返しだって気づいていても伏線回収は気持ちいい………原作の小説ならではの描写をどう映像で表現するのかっていうレビューは何度も何度もされているとは思うし、正直見せたくないところ映してないやんって部分もどうしても気になるけどもう一度見たくなる良い作品です。
で、ここからが本題で、序盤はわざとらしいなって思っていた前田敦子さんの演技が、そういう演技だと気づいた時の鳥肌やばい。
今更だけどネタバレになりそうなことを言うと、タツヤへの初プレゼントでのあのセリフを使い回していたりあの態度だったり、明らかにタツヤの時点で初犯じゃないなっていうのが本当に恐ろしい。
短期間とはいえ二股をかけていて、無意識な部分で男性的な支配、マッチョイズム的な態度が出てしまうタツヤがやばい、、、
と思ったらマユ側も二股をしていて、描かれていないことは分からないけれど、ほぼ確でこういうことを繰り返してきたんだろうなっていう佇まいをしているマユが1番やばいって話だよね…？
