ショットが堂々としているしフレーム外まで行き届いた人物配置が二作目にして卓越している。激渋なコンスタンチンラヴロネンコをカメラの裏に回らせて反対側からフレームインさせるのはズビャギンツェフにとって遊…
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ジャケットが素敵でレンタル鑑賞
ヨーロッパらしい雰囲気と自然の映像が美しい
2時間半と結構長めの時間を使ってひとつひとつがゆっくりとしてる印象
大きな盛り上がりがあるわけでもなく同じ空気感でずっと…
2007年の作品で、日本公開は2014年。
『父、帰る』のロシア人監督アンドレイ・ズビャギンツェフの長編第2作で、アメリカ人作家ウィリアム・サロイヤンの原作をもとに、夫婦のすれ違いと孤独が引き起こ…
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「赤ちゃんができた。あなたの子ではないけれど」と、妻からサラッと衝撃の告白をされたアレックス。兄に相談すると「殺したければ殺せ。許したければ許せ。自分で決めろ」と言われちゃう。果たしてアレックスの答…
>>続きを読む・四人家族で順風満帆な家庭に突如妻ヴェラが夫アレックスに告げた「妊娠した、でもあなたの子じゃない」静かにゆっくりと崩れていく日常
・ロシアの監督っぽい不穏な音楽と雄大な景色、象徴的な一本の樹と川に架…