この監督さん独特の
まったり "ため" の演出が
最大限に発揮され
分かり合えない
分かち合えない
夫婦の、
男女の溝が
詩的に丁寧に
描き上げられていた
.
一枚一枚が絵画のような
耽美な映像が繋ぎ合わされ
かたちづくられたような作品で
その贅沢な美しさは
もうアートの域
その切り取られた
ワンシーンごとの描写に
監督の意図するメッセージが
たくさん込められていそうなのだけど
その 哲学的感と
美しいもったいぶり感が
真相に行きつくまでに
とてつもなく長すぎて
たぶん半分も
汲みとれていない気がする~