倫理観揺さぶってきます。
不穏、暗い、地味。劇伴の入り方が不自然かつメロドラマみたい。登場人物に感情移入できない。それどころか常に彼らにイライラする。不穏な感じがどんどん増していくわりに何も起こらないで進む展開の遅さにやきもきしてくる。(はじまりも部屋だけ5分くらい写してます)
辛口レビューを書きたいわけではないです。全然そうじゃない。
この淡々とした展開と散りばめた要素が歪んだまま、まとまって、平然と最後に突きつけてくるメッセージに揺さぶられます。
監督がアンドレイ・ズビャギンツェフって知らずに観てました。神の視点いれて静かに突きつけてくるのは他の作品と一貫してるような気がします。
特典映像の監督インタビューや予告編(インターナショナルと日本のを比べると視点違うので面白い)を観るとより楽しめる
一昨年(2019)話題になったあの韓国映画と似ているけどネタバレになるので言わないでおきます。