大好きな「ラブレス」の監督だから観た。
モラルや情が希薄となった現代の闇を鑑賞者に突きつける。
裕福ながら無機質な夫婦生活を送っていた女が、夫の病気を引き金に善悪を超越した境地へと進んでいく。
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『ラブレス』『父、帰る』のアンドレイ・ズビャギンツェフ監督作品
お互い再婚同士の老年夫婦に訪れる心の変化を静かに見つめたサスペンス
淡々と老夫婦の日常を映していく中、底知れぬ不穏な空気感に終始支…
愛する者は愛される。
ただし、すぐに返ってくる訳とは限らない。
もしかしたら、生きている間に返ってこないかもしれない。
『今度は愛妻家』や『永い言い訳』のように。
それでも人は愛する。
または、愛…
市井の人の。無神論。爽やかな色彩、静かなタッチ、どうしようもない人の喜劇。とりたてて目新しい驚きがないが、細部に宿るリアリティに作家の丁寧な作品根性を見る。とりわけサスペンスのギミックとしての「性」…
>>続きを読む「ジョーカー」を観た時、後ろの席のカップルの女の子が明るくなった途端に
「超〜暗い〜!救いようない〜」って、叫んでいらしたが、
「おい、おい、そーゆー映画って、みんな知ってて観に来てんだよ!」…