マルセイユ・コネクション／フレンチ・コネクション 史上最強の麻薬戦争のLEONkeiのレビュー・感想・評価

1970年代にマルセイユで起きたガエタン・ザンパを中心とし米国にまで影響を与えた麻薬巨悪組織に、ピエール・ミシェル判事らが組織の壊滅に挑む実話ベースの物語。

一見地味だが重厚で骨太な内容に派手さはないが、善と悪との双方の家族に対する愛が違った形で現れる人間ドラマの色が濃い。

邦題の軽さに損をしているようにも思えるが、逆に言えば観る側の単純さに合わせたとも言えるのか。

判事演じるジャン・デュジャルダンの渋さも円熟期に入り、これからどんな方向に行くか楽しみです…(u_u)