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海底二万哩のkazu1961のレビュー・感想・評価

海底二万哩(1954年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-309 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋子供の頃、劇場で再公開を観て、何度も何度も繰り返しテレビで観た作品ですね!!当時は珍しい海洋SF、ノーチラス号の格好良さに魅入っていまい、巨大イカ、クラーケンとの戦いに息をのんだ記憶がまざまざと蘇ってきます!!その後、東京ディズニーシーには、この映画をモチーフとした同名のアトラクションができてオッと思ったことも。。。

🖋ジュール・ヴェルヌの古典SFをディズニーが映画化した冒険活劇海洋SFといったところの作品、ジュール・ヴェルヌは潜水艦の出現を予言していたんですね!!当時の大画面シネマスコープで観てその迫力と色鮮やかな映像に心ときめきました。この時代においては最高の特撮だったのではないでしょうか。

🖋大人になってから観てみると、そのメッセージ性は結構強く、争いごとの多い地上世界を捨て、海中に理想郷を求めた天才ネモ艦長の存在を通じて反戦のメッセージが込められていたことに気が付きます。また、ネモ役のジェームズ・メイソン、銛打ちネッド役のカーク・ダグラスをはじめとする俳優陣の演技の素晴らしさに引き込まれます。

🖋監督、名匠リチャード・フライシャーの演出も冴え渡り、巨大イカ、クラーケンとの決闘は今でも名シーンだと思います。その結果、アカデミー賞特殊撮影賞、色彩美術賞を樹脂したんですね。

🖋面白いことに映画のタイトルは色々あるんでね。『海底二万哩』、『海底2万マイル』、『海底20000マイル』まぁ表現の違いだけですけど(笑)。

🖋でもやっぱりずっと忘れられないのは、ノーチラス号のデザインと造形、チョウザメのような風貌はずっと脳裏に残っています!!

😌Story:(参考: 公式サイト)
19世紀半ば、世界各地の海で謎の怪物による沈没事故が続発していた。そして、米政府が送り出した調査船の目の前に現れた怪物。その正体は、戦争を憎むネモ船長が操る万能潜水艦ノーチラス号だった……。

🔸Database🔸
・邦題 :『海底二万哩』
・原題 :『20,000 Leagues under the Sea』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1954
・日本公開 : 1955/12/23
・上映時間 : 127分
・受賞 : 第27回アカデミー賞
美術賞 視覚効果賞
・監督 : リチャード・フライシャー
・脚本 : アール・フェルトン
・原作 : ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』
・撮影 : フランツ・プラナー
・音楽 : ポール・J・スミス
・出演 : カーク・ダグラス、ジェームズ・メイソン、ポール・ルーカス、ピーター・ローレ

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
ウオルト・ディズニーによるシネマスコープ劇映画の第1作。原 作はフランスの空想科学小説家ジュール・ヴェルヌの代表作で、1916年に、ユニバーサルで無声映画として映画化されたことがある。脚色はアール・フェルトンが担当し、物語には現代に相応しいように種々手を加えている。撮影は「ケイン号の叛乱」のフランツ・プレイナー、音楽は「砂漠は生きている」のポール・スミス。監督は「恐怖の土曜日」のリチャード・フライシャーである。主な出演者は「スタア誕生(1954)」のジェイムス・メイスン、「星のない男」のカーク・ダグラス、「我が心に君深く」に出演したニュー・ヨーク劇壇の名優ポール・ルーカス、「ローレンの反撃」のピータ・ローレ、ロバート・J・ウィルク、カールトン・ヤングなど。1954年度アカデミー特殊技術賞と色彩美術賞を受けたテクニカラー、1954年作品。
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