ものすごい映画を観てしまった...!
セリフが全くなく、映像と最低限の音のみで表現するという攻めた作品。
太陽によって光輝く、果てしない草原が広がる美しき「静」の世界。音がない静けさというよりは雑音がない心地よさ。この圧倒的に美しい世界にセリフは必要なし。
光と影の使い方が素晴らしく、地面スレスレの固定カメラや、真上からのショット、唐突なハンドカメラの映像だったり、夕日のロングショットだったり一瞬一瞬がセンスで溢れていていつまでも観ていられそう。
究極の映像美というべき作品でした。
※このタイトルで何となく察することはできるかもしれないけれど、それ以上は前知識なしで観て、観終わってから色々調べて欲しいです。