汽笛の音で目を覚ます

工場の出口の汽笛の音で目を覚ますのレビュー・感想・評価

工場の出口(1895年製作の映画)
3.6
世界初の実写商業映画と言われているリュミエール兄弟の作品。彼らが開発したシネマトグラフで撮影されている。

映画『リュミエール!』を鑑賞後に改めて見た。工場からはたくさんの人はもちろん、犬や馬も出てきて、冷静に考えると結構凄い。

そして、この最初の作品から構図の上手さは感じる。ちなみに同じ場所・同じ構図で3つの違うバージョンが存在していて、世界で初めてリメイクを発明した人たちでもある。それぞれで季節感が若干違うのも面白い。

余談だけど、撮影されたこの通りの名前は「最初の映画通り」と名付けられているらしい。歴史やねぇ。