GaPTooth

ライオット・クラブのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

ライオット・クラブ(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

萩尾望都[トーマの心臓]の世界感。

オックスフォードに存在する、永年の歴史を誇る[ライオットクラブ]の実情を軸に、若者たちの危うさや残酷な面を晒す一方で、英国の階級制度に対して物申す!かのような潔い作品。

パブリックスクールでの窮屈な寮生活から解放された今『オックスブリッジの間くらいは、羽を伸ばして人生を謳歌しよう!』と大はしゃぎ!なメンバーたち。

入会儀式のシーンもそれほど不快には思わなかった。英国の上流階級なので普通かと。ただアレを飲みたくはない。

パブ「ブルズ・ヘッド」での荒くれ野郎ぶりは、流石!英国!お坊っちゃま!
金で解決しようとするあたりも!流石!ポッシュ!
思い通りにならないと暴力沙汰。よっ!お子ちゃま!
きっかけも主犯もアリステアだが、全員共犯。

どこまでも上流階級は守られる。
それも当然。英国の政治・経済・軍事・司法のすべては[ライオットクラブ]のOBたちで占められているからね、なオチは流石!英国!素晴らしい!
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