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『ようこそ、シュティの国へ』に投稿された感想・評価

leyla

leylaの感想・評価

3.9
フランスのご当地映画といった感じ。監督のダニー・ブーンはもともとコメディ俳優で、出演もしてて、いい味出してます。

南仏プロヴァンスからフランス北部へ転勤となった郵便局長が織りなすほっこりコメディ。寒いし暗いし何もないというイメージの北部にイヤイヤ単身赴任するフィリップが、町の人々とふれ合い、しだいにその地を好きになっていく。

ありがちなストーリーだけど、押しつけがましく感動させたりしないのがよかった。

北部への偏見が酷くて笑える。もともとは炭坑の町で廃坑になってしまった地域なのだそう。日本だと魅力度ランキング最下位ぐらいの感じかな。

タイトルの「シュティ」とは訛りの強いフランス北部の方言。す→シュになってしまいまシュ。話すたび笑える。エンドロールで流れるNG集で、言葉遣いに苦戦して何度もNGを出す映像が可笑しい。

フランスでは『タイタニック』の次に歴代観客動員数が多い映画だそうです。ちなみに3位は『最強のふたり』。正直、何でそこまで人気なのかはわからないけど、サクッと観れて楽しかった♡
aiai

aiaiの感想・評価

3.3
(v)おらさまぢ、よぐきたねし~
~映画をみるならフランス映画さvol1~

本作、2008年制作のコメディ映画で、フランス国内の観客動員数は歴代1位(1945年~)という大人気作品。
(フランス映画での順位)

でも、どういうわけか日本では未公開。

DVD化もされていないのでレンタルもできず、日本語圏で見る機会は極端に少ない。

いろんな統計情報でもわかるとおり、フランス国内で受けた映画はほぼほぼコメディ。

CNCの統計資料をみる限りでは、本作を筆頭に歴代の観客動員数ベスト10圏内はコメディ映画がずっと続く。

フランス映画は小難しいとか、こじゃれたという、おフランス偏見をよそに、あちらの国民は結構お笑いが好きなようだ。

***北フランスの田舎町へ転勤になった郵便局長の心温まるお話

主人公は郵便局員で、共働きしている妻と小学生ぐらいの息子の3人暮らし。

妻は温かい南仏の海岸線に住みたいと常々思っており、旦那の転勤はぜひ南をと切に希望していた。
主人公も主人公で、姑息な手を使い、南への転勤を画策していたのだが、どういうわけか真逆の北の田舎町の局長として飛ばされてしまう。

最初はイヤイヤだった単身赴任生活が、地元の人たちとのふれあいを通し、だんだんと街に馴染み、妻もやってきて、そこの住人らと楽しい暮らしをするようになるという話。

***フランスにも田舎はある

芸術のパリだとか、南仏コート・ダジュールとか、そういう華々しい印象しか持っていなかったのだが、あの国にもあの国なりの田舎があるらしく。

タイトル『ようこそ、シュティの国へ』を無理やり日本風な邦題に訳すると、

『おらさまぢ、よぐきたねし~』

みたいな感じか。
(よぐきたねしは津軽弁でようこそ)

舞台はフランス北部の田舎町、ベルグ。

転勤する前に叔父さんか誰かに「あそこは何でもかんでも”シュ”なんだ」と吹き込まれた意味がわからなかったのだが、行くとその意味がわかる。

とにかく方言が強く、語尾とか単語の最後に”シュ”ってつける。

字幕の感じだと、例えば、「そうです」をあちらの住人は「そうで”しゅ”」

「シュークリーム」だったら、「シュークリーム”シュ”」、

「ぶどう酒」だったら、「ぶどう酒”シュ”」

「シュークリームシュ食べシュて、ぶどう酒シュ飲んだでシュ」(笑)

みたいに、都会からきた人間からすると「はあ?」ってなっちゃう。

そういう言葉のギャップはあるけれど、やたら寒いとか暗いとかいう噂は、都市伝説ならぬ田舎伝説で、実際は普通の町だった。

主人公が転勤で到着した頃、地元の相方になる部下の局員にこう言われる。

「初めて北に来るものは2度泣く。来た時と去る時でしゅ」

確かに最初は方言に翻弄されるし、のんびりかんびりした郵便局の仕事の作法にも呆れ、そういう意味で泣く。
数年経過し、次の転勤でここを去らねばならなくなるのだが、地元にとても愛着が湧いていて泣いてしまう。

部下の局員に「だから僕が最初に言ったでシュ」と、お互い泣きながら抱き合うシーンがジーンときた。

***日本未公開の理由

どんな国にも都会と田舎というのはあるもので、他国からするとその機微はわからない。

コメディとはいえ、フランス人でないと、この映画の本当の面白さは半分もわからないかもしれない。

なので日本未公開ということなんだろうが、ちょっとそれ以外の理由もあるような気がする。

「主人公も主人公で、姑息な手を使い南への転勤を画策していた」

という点について、主人公がどういう画策をしたかというと、障がい者のフリをする。

障がい者だと転勤の希望が優先して叶えられるからといい、転勤申請に自分は障がい者と偽る。

ところが監査があり、急に面談することになってしまい、局に備え付けの車いすを引っ張り出してそれに座り、監査官と面談することに。

面談後、監査官が立ち上がって手を出してニッコリ握手しようとしたところ、主人公もついついつられるように立ち上がって手を握ってしまい、自分が障がい者ではないということがバレるというオチ。

さて、このくだり、どうなんだろう。

フランス国民はこういうシークエンスをコメディとして許容するのだろうか。
2008年という時代がそうさせたのかわからんが、少なくとも現代では、このシークエンスはNGのような気がする。

***フランス北西部に行ってみたい

主人公の部下の局員を演じたダニー・ブーンは、フランスで有名な国民的コメディアンだそうで本作の監督でもある。

彼は実際、北フランス出身で、自身の田舎愛が映画を通して溢れ伝わったのか、フランス国内で空前絶後の大ヒット作になった。

Google Earthで俯瞰するとよくわかるのだけど、ベルグからさらに北へ8kmほど(電車で8分程度)いった場所には、ドーバ海峡に面した広大な砂浜の海岸線が広がっている。

あのあたり、フランス北西海岸はやたら強い局地風が吹くので、映画のシーンにも出てくるが、その風を帆にあてながら砂上を走らせるランドセーリングという遊びが有名だそう。

そういった風光明媚な美しい自然もあり、ベルグの町の中心には歴史的な建造物もあり(尖塔にベルがあり音楽を奏でる)、実に魅力的なフランス北西部へ、実際に行ってみたいと思った。

ちなみにフランス語はわからないので、行ったところで言葉は気にならないと思うでシュ(笑)
STAR CHANNELの企画〈PATHE! が作る映画〉特集。
時々見かけたのはパテって読むんだね!

これは最高でした。
あのイタリア🇮🇹コメディ「VIVA公務員」みたい・・って主人公の髪型だけじゃなくてね‼️
まあフランス🇫🇷は隣の国ですからね、似ていても不思議じゃない。
でもどこかフランスの方が皮肉っぽいんだわなw

放送時の邦題は「ようこそ、シュティの国へ」
これ公開が「アベンジャーズ エンドゲーム」と同時期で、フランスでは軽く超える大ヒットだったそうですよ!
監督は主演も務めたダニー・ブーン。

基本外国映画を観ていると「あー日本ってやっぱりこうなんだなー」とかね、逆に日本を考えるんですよね。
日本はお堅いです。
あと寛容さがあまりない。
人生よりも仕事を優先している。

ハリウッド映画観てあまり思わないけど、フランスやイタリアって行きたくなっちゃう。住みたくなっちゃう。
ゆとりは常に持っていたいですよねー。
そして他人にも寛容でね!

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