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闇に住む女のhkのレビュー・感想・評価

闇に住む女(1918年製作の映画)
3.7
世の中の様々な不条理を、手術によって歩けるようになって以降知ったステラ・マリスと、孤児院から出て以降知ったユニティ・ブレイク。

直面する出来事を通じて、二人は否応なく変わっていく。そして、"幸せとは何か"を確信を持って訴えてくる。

"Happiness is within ourselves."

"失敗とは、転ぶことではなく、転んでも起きないことである"というメアリー・ピックフォードの名言に通じる作品であると思う。

『雀』に続いて彼女の作品を観たが、本作の一人二役の演じ分けのうまさはもちろん、豊かな表情、気持ちのこもったしぐさ、心の強さに感じ入った。
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