Nana

フランケンウィニーのNanaのレビュー・感想・評価

フランケンウィニー(1984年製作の映画)
3.5
ティム・バートンがディズニーにいた頃に作ったモノクロのショートムービー。
墓地や夜のパターゴルフ場などの歪な地形に、既にティム・バートンが炸裂していました。
この後、長編のストップモーションアニメが作られたので、お気に入りのストーリーだったのかもしれません。

事故死した愛犬を生き返らせる少年と、分からないことに恐怖を感じていたずらに騒ぎ立てる人々のエピソード。
死者を蘇らせたり、人々の恐怖感を描いたり、ライトなホラーファンタジーです。

アニメより良かったのは、スッキリとまとまって、テーマがストレートに伝わることと、わんこがむちゃくちゃ可愛いこと。
いつも、ちぎれそうにしっぽを振って、人懐っこいフランケンが可愛すぎて怖くなかった笑。
水飲むの傷口からピューも可愛い。

オリジナルは、ビクターが歩道に投げたボールを追って車道に出たスパーキーが跳ねられて、お前のせいじゃと思いましたが、アニメ版はビクターが野球で打った場外を追って死ぬという、より泣ける話になっていました。

これがきっかけでオファーを受けたピーウィーも観てみたくなりました。

意外と有名なキャストが出ていて、主役のビクターはネバーエンディングストーリーの子役らしい。
パパはホームアローンのこそ泥君で、ママはシャイニングの泣き虫母さん。
お隣さんは、天使にラブソングをの神父様で、お隣のお嬢ちゃんはブロンドのウィッグが似合わなすぎのソフィアコッポラでした。
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