このレビューはネタバレを含みます
一部で有名な名作シリーズ、遂に観れた。
ひとまず一番の名作であると噂の痴漢日記5を観るはずが、なぜか間違えて本作を観てしまった。これは中原昌也が誉めてたような。それで間違えたかな?
だが、名作シリーズというだけあってこれもなかなかに素晴らしい。もろに「キッズ リターン」だったり、痴漢と彫刻家を結びつけるというアイデアに感心したりする。
冒頭のいるはずなのにいない、いるのに乗らないという呼応が素晴らしい。切ないのに希望に満ちている。ロマンポルノの受け皿は確実にこのエロVシネだったんだろうことが分かる作品。
ただ、「兄弟はセックスしなくていいから」って台詞は不要。公園で遊んでるシーンだけで分かるよ、そこは。