海

東海道四谷怪談の海のレビュー・感想・評価

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)
3.5
国語科教員の末席を汚させて頂いてる身として、様々な名作品を鑑賞しなければならないという思いから視聴。大嘘。本当はちょうどいい時間で見られる映画探して何となく見た。
とは言いつつも、名作には名作たる所以がある。思い知った。江戸文学専攻だったけど、不真面目だったのであんまり覚えてることはない。だけども、50年代にカラーで魅せる技術、カメラワーク、不気味で不快な音響と、粘り着く湿度の高い暑さが画面越しに伝わってきた。普段は傍に置かない古典作品だけど、これからはポケットにしまって生きていきたいと思った。
海