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Obvious Child(原題)
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目次

『Obvious Child(原題)』に投稿された感想・評価

【STORY】
 スタンダップコメディアンのドナは、大スベリした夜に出会った男性と楽しい一夜を共にするが、後日それで妊娠したことが発覚してしまい…?

【REVIEW】

 深刻なことを世間に"深刻だ"と教える映画も必要だけど、逆に世間が"深刻だ"と思っていることを"そんな深刻に考えないで"と寄り添ってくれる映画も必要で大切だと思わせる1作。

 望まぬ妊娠によって中絶を検討する女性の苦悩や不安定な精神はしっかり描きつつも、彼女を温かく軽やかに見守る作風はとても優しい。

 これが日本で公開されていないの、なんだかなぁ。

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観た回数:1回
chisato

chisatoの感想・評価

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女性クリエイターによる二十代女子のFloating Generation(浮遊する世代)映画の一つにあたると思われる一作。定番の二十代後半、大卒で頭はいいが職はない。無意識anti-commitment。
30手前でコメディアン。彼氏に浮気され、バイト先の本屋も潰れ、挙句の果てに一夜限り相手との子供を妊娠してしまうという踏んだり蹴ったりな主人公の状態はほかのフランシス・ハやライフパートナーズとはかなり違う。そんな悲惨な始まりのこの映画を支えるのは主人公のユーモアのセンスだ。彼女はどんなにつらい状態に陥っても持ち前のブラックユーモアを忘れず、それが嫌味じゃないバランスが取れていていいなって思った。酷く傷ついた後に彼をもう一度誘うときの文句も可愛い。"next time, I won't be leaving with a stranger, unless the stranger is you."
そのユーモアのおかげで、妊娠中絶という重いテーマを掲げながら、その行為自体を否定することなくあくまでも女性一人の成長に焦点を当てることができて、うまく落とし込んでいるところがこの映画のポイントだと思う。中絶に対する比較的リベラルな意見を取り入れて、最後まで彼女の選択を大事にしてくれたところが好意的。
2021年に出た映画か?っていうくらい今年っぽい。Never Rarely Sometimes Alwaysが人工妊娠中絶の一つの真実の側面を描いたとすればこれもまた一つの真実の側面。いろいろな描き方があるよね。すごい良かった。そして癖の強いガールズに振り回される世界一サポーティブな男にタイプキャストし続けられるジェイク・レイシーは最高。この2人のやり取り永遠に見ていられる。

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