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北の国から'95秘密
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『北の国から'95秘密』に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.3
▪️JPTitle :「北の国から ’95秘密」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 1995
▪️JP Release Date : 1995/06/09
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-188 再鑑賞
🕰Running Time : 185分
▪️Director : 杉田成道
▪️Writer : 倉本聰
▪️MusicD : さだまさし
▪️Cast : 田中邦衛、吉岡秀隆、中嶋朋子、宮沢りえ、緒形直人、横山めぐみ、美保純、ガッツ石松、大竹しのぶ、地井武男、岩城滉一
▪️Review
〜シリーズを通して〜
故田中邦衛さんのご冥福をお祈りいたします。
田中邦衛さんと言えば代表作は「『北の国から』。1981年の連続ドラマ開始から2002年のスペシャルドラマ『北の国から 2002遺言』まで21年も続いた日本を代表する伝説的なヒューマンドラマです。本作を振り返ることによって田中邦衛さんという名優を心に留めおきたいと思います。
※TVロードショーされたからかFilmarksでも映画のカテゴリーにスペシャル8作が取り上げられています。なので映画ではないですが、スペシャル8作を再鑑賞していきたいと思います。
『北の国から』。昭和で育った私にとっては色んな意味で、日本と言う国の原風景がこの作品には多く込められていると思います。日本の家族、親子、隣付き合い、恋愛、生活風習、人生観、死生観、故郷、などなど。。。今観ても本当はもっと大切にしなければいけないことを気づかせてくれる、そんな作品です。若い頃何度も富良野に足を運びました。こんなに愛に溢れ、感涙させられる作品は他に類をみません。ほんと日本を代表する名作です(私の中では寅さんシリーズと並んで!!)。

『北の国から'95秘密』
スペシャル版第6作目。本作よりハイビジョンになったため初めてワイド画面が楽しめる作品です。
今回は、蛍の不倫と、新たな恋人シュウの過去を知った純の葛藤が中心に描かれています。題名の通り“秘密”がテーマ。“蛍の五郎さんへの秘密、シュウの純への秘密”そして“伝えるべき事と、伝えるべきでない事”こんなことを考えながら鑑賞していました。結果、本作に関しては純と蛍に全く感情移入出来ず、事情を知りながらも2人を励まし、優しく背中を押す五郎とシュウに感情移入してしまいます。
横山めぐみのれい(本作です終焉を迎えます)、裕木奈江のタマ子、みんな可愛らしかったけど、純の今までの彼女の中ではシュウが一番好き!!宮沢りえ、一番痩せている時で少し可哀想なところもあるけど、やはりオーラは他の彼女たちとは一線を画していて、可愛らしさと性格の良さは抜群!!シュウのテーマ曲も好きです!!

物語は。。。
富良野でゴミ収集の仕事をする純(吉岡秀隆)は、札幌のれい(横山めぐみ)と遠距離恋愛を続けていますが、二人の間はぎくしゃくしていきます。そんなときシュウ(宮沢りえ)に出会い、純は彼女に惹かれていきます。シュウも五郎(田中邦衛)の生活がすっかり気に入り、度々訪ねるようになりました。一方、札幌で看護婦をしている螢(中嶋朋子)は、病院を辞め、妻子ある男性・黒木と駆け落ちしてしまいます。ある日シュウが以前AV女優をしていたことを知った純は、過去を詮索するような口のきき方をしてシュウを傷つけてしまいます。そして気まずい関係のまま、会えない日が続いていました。その頃五郎も、黒木の妻(大竹しのぶ)が訪ねてきたことにより、螢の不倫を知り純の車で螢の元へ向かいました。「何をしようと、俺は味方だから…いつでも富良野に帰ってくるんだぞ」それだけ言うのが精いっぱいでした。ある日れいから純に、今日午後嫁ぐという電話がありました。純は車に飛び乗り、れいのいる札幌に向かいます。車のワイパーには、今夜会ってほしいというシュウからのメモが。木立の陰からウエディング姿のれいを見つめる純。アパートに帰った純に、五郎は、シュウに会いに行くよう告げますが。。。

☆感涙ポイント
子供たちが大人になって号泣から優しい涙に変わってきました。
・五郎が蛍の件をシュウに話して涙するシーン“あの蛍が。。。”
・五郎が蛍に会って“蛍!!いつでも富良野に帰って来るんだぞ!!”。。。蛍“私一人でいつも自分を責めてるの、ごめんなさい”蛍が涙で五郎に駆け寄るシーンに涙。。。
・シュウの件で五郎が純へ話す言葉“石鹸で落ちない汚れもある。人生を生きているとたくさん汚れる。。。”
・シュウと五郎の吹上温泉での会話。。。シュウ“楽しい夢を見てた。。。”シュウの気持ちが切なすぎます。。。

そして、この温泉のシーンも名シーンですね!!(これによって吹き上げ温泉が観光地になりました)

本作時点、
田中邦衛63歳 吉岡秀隆25歳 中嶋朋子24歳

▪️Overview (Wikipediaより)
東京から故郷の北海道に帰郷して、大自然の中で暮らす一家の姿を描く。脚本は倉本聰で、北海道の雄大な自然の中で繰り広げられる。連続ドラマ放送後、8編に及ぶドラマスペシャルが放映された。主題歌の作曲・スキャットは、さだまさし。

連続ドラマの好評を受け、10年単位で子役の成長を追う大河ドラマというコンセプトで、当初から長期シリーズとする予定で開始。ドラマスペシャルでは常時視聴率20%超えを記録した。全ての作品がビデオ化されている。

・TVドラマ1981年10月9日 - 1982年3月26日
・北の国から'83冬
・北の国から'84夏
・北の国から'87初恋
・北の国から'89帰郷
・北の国から'92巣立ち
☆北の国から'95秘密
・北の国から'98時代
・北の国から 2002遺言
佳子

佳子の感想・評価

5.0
「山辺 山麓 デパート(^^)」
宮沢りえの甘いかすれ声。
シュウは、あったかいヒロインだった。
彼氏のお父さんなのに一緒に露天風呂に入っちゃうくらい五郎が大好き。
捨ててる野菜を拾う五郎を最高〜‼️と笑ってくれるシュウが嫁に来てくれたらみんな幸せになっただろうにT^T

富良野に戻った純は、ゴミ回収の仕事をしている。セナが死んでしまった年に作成され、純がポスターにキスするエピソードがある。
尾崎豊の時もそうだが、タイムリーな時事ネタも入ってくるところが、いま見返すと非常に懐かしい。

あのいい子だった蛍が、まさかこんなことに。
でも、そうなるのかもしれないと思わされるのは、北の国からの人物がどこまでもリアルに生きているから。
「いつでも、富良野に帰ってくるんだぞ。」
一言も責めない五郎の愛に号泣。
いつでも無条件に味方。

それが正しいか正しくないかは分からないが、親としてこうありたいと思わずにはいられない。
「いつでも富良野に帰って来んだぞぉ〜!」

という五郎さん(田中邦衛)の絶叫を聞きたくて本作を観た。
もう3度目くらいの鑑賞。

人それぞれが持つ “秘密”。
決して人には話せない心の傷、悩み、痛み。
愛する人の秘密を知ってしまった時、果たしてそれを許せるのか。
共に傷つくだけなのか、それともそれを忘れさせることが出来るのか。
傷つき悩みながら成長していく子どもたちと、それを見守る父親の、家族の愛の物語だ。

今回の純(吉岡秀隆)も相変わらずヘタレ気味。
それに比べて、親友の正吉(中澤佳仁)の男らしさと言ったら! (←男が惚れる男)
でもまぁ、そんな純だからこそ、この物語が成立するのかもしれない。

行方不明になった蛍(中嶋朋子)。
今までずっと真面目で心根の優しかった蛍が、初めて道を外してしまった。
いや、“外した” という言葉はそぐわない。
これは蛍が、ただ自分に正直に生きようとしただけのことなんだろう。
たとえそれが茨の道であろうとも。

今回のゲスト出演者がお見事。
抑えた演技の大竹しのぶ。
圧倒的存在感。
芯がしっかりした包容力のある女性。
この人はこういう役を演ってこそ光る。

全世界の人を敵に回しても、親だけは子の味方だ。
たとえ道を外しても、子を許し、子を案じる。
世間から孤立しても、子を守り、子を信じる。

その様々な思いが一気に爆発し、無言で立ち去って行く蛍に向かって、思わず叫んだ五郎の一言。

「蛍〜! いつでも富良野に帰って来んだぞぉ〜!」

一瞬間をおき、子供のように駆け戻る蛍。
泣き崩れる蛍のあの言葉に、私達も涙腺崩壊。

やはり蛍は優しい子。
間違いなく五郎さんの子ども。
五郎さんの育て方は間違ってなかった。
そう思った。

*****

私事で恐縮ですが、4月から娘が社会人としてスタートします。
親元を離れ、車で5時間ほどかかる離れた土地で一人暮らしを始めます。
先週、愛車に多少の荷物を積み、旅立って行きました。
別れ際、私はどうしても言いたかった。

「辛くなったら、いつでも帰って来んだぞぉ〜!」

が、しかし、そう言おうとした瞬間、娘の一言。

「まだ荷物残ってっから、来週また帰ってくっから」

ガッチョ〜ン!
もう帰って来るんかーーい!

出かけた涙も引っ込みました。
まぁ、現実はこんなもんです。笑

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