観たことはないが、
この「北の国から」という題名を知っている人はかなり多いんじゃないでしょうか。
そう。映画ではありません。
富良野は私の親戚一同が住む、第二の古里。夏休み、冬休み、お盆、お正月。全部行った。
年齢も北の国から開始時期に生まれたのもあり、
北の国からと共に育ったというっても過言ではない。
正直思春期のころに観ていた記憶はあまりないが、
やはり大人になってから見返すと感慨深いものがあり、画面の中には見覚えのある場所がたくさん出てくる。
このドラマを「貧乏くさい」とか「暗い」と言う人とはおそらく仲良くなれないと思う。
人間の、家族の、温かさや奥ゆかしさ、優しさ、かっこわるさ、お節介。
すべてが、本当にすべてが詰まっていると思う。
言わない優しさや、信じ続ける強さがわからない人とは、おそらく価値観が違う。
ただ、「北の国から」初心者にはこの「遺言」からではなく連続ドラマシリーズから観る事を
おすすめしたい。もちろん最初から観てほしい。という気持ちもあるが、
それと同時に「遺言」の五郎さんのアクの強いお芝居に初心者はついて来れないと思うのであります。