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北の国から 2002遺言
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目次

『北の国から 2002遺言』に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.3
▪️JPTitle :「北の国から 2002遺言」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 2002
▪️JP Release Date : 2002/09/06
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-195 再鑑賞
🕰Running Time : 280分
▪️Director : 杉田成道
▪️Writer : 倉本聰
▪️MusicD : さだまさし
▪️Cast : 田中邦衛、吉岡秀隆、中嶋朋子、宮沢りえ、内田有紀、竹下景子、地井武男、岩城滉一、原田美枝子、唐十郎、柳葉敏郎、ガッツ石松、布施博、清水まゆみ、中島ひろ子、高橋昌也、根岸季衣、西村成忠 、岸谷五朗
▪️Review
〜シリーズを通して〜
故田中邦衛さんのご冥福をお祈りいたします。
田中邦衛さんと言えば代表作は「『北の国から』。1981年の連続ドラマ開始から2002年のスペシャルドラマ『北の国から 2002遺言』まで21年も続いた日本を代表する伝説的なヒューマンドラマです。本作を振り返ることによって田中邦衛さんという名優を心に留めおきたいと思います。
※TVロードショーされたからかFilmarksでも映画のカテゴリーにスペシャル8作が取り上げられています。なので映画ではないですが、スペシャル8作を再鑑賞していきたいと思います。
『北の国から』。昭和で育った私にとっては色んな意味で、日本と言う国の原風景がこの作品には多く込められていると思います。日本の家族、親子、隣付き合い、恋愛、生活風習、人生観、死生観、故郷、などなど。。。今観ても本当はもっと大切にしなければいけないことを気づかせてくれる、そんな作品です。若い頃何度も富良野に足を運びました。こんなに愛に溢れ、感涙させられる作品は他に類をみません。ほんと日本を代表する名作です(私の中では寅さんシリーズと並んで!!)。

『北の国から 2002遺言』
五郎の最後の遺言が、田中邦衛さんとオーバーラップして涙が止まりませんでした。。。
“金に執着するな、自然はお前達が死なない程度に食べさせてくれる。謙虚に質素に生きろ。。。”
今の時代だからこそ、心に刺さる遺言だと思います。
21年の歳月を経て、みんな老いました。歳をとりました。大人になりました。最終作とあって前作までに取りこぼしたもの全てに正面から結論を出しました。
ほんとに日本を代表する素晴らしいドラマです。これぞ日本!!エンドロールの回顧シーンにも涙です。

物語は。。。
草太(岩城滉一)が事故で亡くなってから4年、純(吉岡秀隆)は知床半島の羅臼という漁師町にいました。純と正吉が草太から引き継いだ牧場が倒産し、莫大な借金を抱えた2人は働き口を求め、富良野から別々に出ていったのです。螢(中嶋朋子)は富良野で看護婦として働きながら、3歳になる息子・快を育て、今も消息を知らせないままの夫・正吉や兄のことを心配する日々。そして五郎(田中邦衛)は、快と遊ぶことを唯一の生きがいに、ひとりで石の家に暮らしていました。ある日、和夫(地井武男)の娘・すみえ(中島ひろ子)が、結婚を決めて富良野に帰ってきました。結婚相手の清水(柳葉敏郎)は、五郎が廃棄物で作った雪子(竹下景子)の家を見て感動し、自分たちの住む家も五郎に廃棄物で建ててほしい頼みます。和夫の妻・みずえ(清水まゆみ)もその提案に賛成し、五郎は新居作りに着手することに。そんな時、シュウ(宮沢りえ)が五郎を訪ねてきた。シュウは結婚して神戸へ行くことを話し、純への手紙を五郎に託すのでした。手紙を受け取り、シュウを見送る五郎の下腹部に激痛が走ります。。。一方、純は羅臼で知り合った結(内田有紀)と交際を始めていました。しばらくして結が人妻であることを知り、衝撃を受けます。おまけに、結のお目付役である義父・吾平(唐十郎)はトド撃ちの名人で気性が激しいといいます。そして純は、ついに吾平と対面することに。富良野では、五郎が和夫たちのために家の完成を急いでいました。体調の不安を隠せない五郎は、新吉(ガッツ石松)の「60歳を過ぎたら遺言を書くのが筋だ」という言葉を聞き、遺言を書き始めます。その頃、純の身の上に恐れていたことが起こっていました。行方知らずだった結の夫・弘(岸谷五朗)が羅臼に戻って来たのです。。。

シュウ 宮沢りえが少し肉付きが戻ってきてホッとしてのを覚えています。
そして、純は結“内田有紀)ととうとう結婚へ。結ちゃんこと内田有紀と純、本作を機にほんとに結婚しましたもんね!!

☆感涙ポイント
・シュウが五郎にお風呂を炊いたげて、別れを伝えるシーン。。。シュウがお嫁に行くのが可哀想で切なくて。。。
・五郎が結の義父吾平に純のことを話して涙ぐむシーン。。。
・純が結に言う言葉。。。『俺もう嫌なんだよ。。コソコソするのもう嫌なんだよ!』やっと大人になった純の言葉に感動。
・岸谷五朗に土下座すること純『結構させてください!お願いします!』。。。
・吾平が遭難から無事戻ってきて五郎を見つけ、抱きつくシーン『とど撃ってきた!!とど鍋だ!!』。。。
・富良野に戻った純に三沢老人が言う言葉、『良かった。。。良かった。。。』。。。号泣。。。
・蛍と快との別れ、初めて蛍が電車を追って走るのではなく、五郎が泣いて電車に乗った蛍と快を追いかける。。。感動のシーンです。

本作時点、
田中邦衛70歳 吉岡秀隆32歳 中嶋朋子31歳

▪️Overview (Wikipediaより)
東京から故郷の北海道に帰郷して、大自然の中で暮らす一家の姿を描く。脚本は倉本聰で、北海道の雄大な自然の中で繰り広げられる。連続ドラマ放送後、8編に及ぶドラマスペシャルが放映された。主題歌の作曲・スキャットは、さだまさし。

連続ドラマの好評を受け、10年単位で子役の成長を追う大河ドラマというコンセプトで、当初から長期シリーズとする予定で開始。ドラマスペシャルでは常時視聴率20%超えを記録した。全ての作品がビデオ化されている。

・TVドラマ1981年10月9日 - 1982年3月26日
・北の国から'83冬
・北の国から'84夏
・北の国から'87初恋
・北の国から'89帰郷
・北の国から'92巣立ち
・北の国から'95秘密
・北の国から'98時代
☆北の国から 2002遺言
佳子

佳子の感想・評価

4.5
田中邦衛さんが亡くなってしまった。

だから、今日は最後の北の国から「遺言」。

蛍には息子ができ、(実際に中嶋の息子がキャスティング)純はシュウと別れ新たな恋が(実際に内田有紀と結婚)。

幼い2人を連れて東京から富良野にきた五郎が数十年の時を経て、父子家庭での子育てを終え遺書を書く。

倖せだけをみろと

父親の手で2人の子を育てること。

不器用でも、泥のついた手で必死に稼ぎ、世間から後ろ指さされるようなことを2人がした時もそれを責めることなく、ただただ謝り、責任を取ろうとする姿。

でも、それも全て過ぎて、それぞれ生きていく2人に言うのだ。倖せだけをみろと

ありがとう、田中邦衛さん。
黒板五郎という人間に命を吹き込んで下さってありがとうございました。

とてもとても悲しいです。
一生忘れません。
まさに素敵なハッピーエンドを迎えた映画のエンドロールのような作品。

前作『時代』の終わり方が流麗すぎて、今作『遺言』ではどんな展開が待ち受けているのだろうと不吉なタイトルのせいもあり身構えて鑑賞し始めたが、いい意味で肩透かしを喰らった。
やはりあくまで前作が今シリーズのクライマックスであったのだと実感。
今まで同様、観ていて辛くなってしまうシーンもあったがこれまでと比べるとポップなシーンの方が多く観やすい作品となっていた。
心にずっしりとくるものは少なくなり、21年に渡るシリーズの最後にふさわしい清々しい素敵なラストであった。
ただ、なんだかんだで目頭が熱くなってしまうのは長い時間軸で全員の成長や変化を共に辿ったからなのであろう。

そして今シリーズにサブタイトルをつけるなら間違いなく、純の成長物語。
そしてそんな純に自身も共感できることが多く、今作冒頭に純が語った「30を超えて家庭を持ちたいと思うようになった」という言葉は、現在同じ年齢ということもあってか今作での純は今まで以上の共感を持って観ていた。
父親に対して抱いていたコンプレックス。
それが尊敬へと変わっていくだよな。
そう、歳を重ねるにつれて変わっていくんだよな。
子どもの時にはわからないよ。
表面上のものしか理解できないよ。
自身のもやもやの原因を全て教えてもらった気がした。
そして、そんな父親になりたいと思えた。


今シリーズ全てを通して感じたことは、まさに『感謝』。
自身の生き方を見直すきっかけをもらい家族の大切さを改めて教えてくれた、本当に出会えて良かった素晴らしい作品。

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