女優になりたいコールガールが
コールガールの夢を叶える男に出会い
その男の妻、
その妻に惚れている男、
ヒステリックなセラピストに
その元カレまで登場するコメディ。
冷静に考えたら
とんでもない人間関係なんですけど（笑）
悲劇も痛快に演じるキャストが勢揃いです。
っていうか
映画の世界には
美しい人もかわいい人も
山ほど登場しますけど
顔の作りの良さを遥かに超えて
表情の魅力がSS級
っていう俳優を見ると
見た目って活かし方次第なんだと
改めて思うわけです。
今作のイモージェン・プーツ、
ちょっと度肝抜かれました。
元コールガール役で
はすっぱではあるんですよ？
挙動の端々に育ちが漏れる感じ。
なのに
意志の強そうな目と
屈託のない大きな笑顔のコラボが
あの日のジュリア・ロバーツを思い起こさせて
これはちょっと感動でしたね。
"ビバリウム" のときと全然違う！（笑）
ちなみに
劇中の彼女はオードリー・ヘップバーンが好きで
そこが魅力の芯になっているので
あたしはこの邦題、
すごく洒落ていると思います。
