natsumi

ガンジャ&ヘスのnatsumiのレビュー・感想・評価

ガンジャ&ヘス(1973年製作の映画)
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大学教授であるヘス・グリーンはある血を吸う古代アフリカの部族について研究している。彼はある晩その部族が使っていたとされる剣で助手に刺され、血を求めるようになる。実験的だけど観やすい、官能的だけど上品。赤と緑が綺麗。デュアン・ジョーンズのナイト・オブ・ザ〜以来の出演で最後の演技。知的な役が似合うなぁと思っていたらリアルに大学教授だったそうで。時代もあるかもしれないけれどバンパイアよりラブ・ウィッチとかギャツビーっぽさがある。音楽が怖くて印象的。台詞などからはバンパイアとして生きることが黒人っぽさを消して白人社会に同化することの例えに思えた。スパイク・リーによるリメイクも気になる。
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