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サベージ・キラーのkuuのレビュー・感想・評価

サベージ・キラー(2013年製作の映画)
3.6
サベージ・キラー』R15+
原題Savaged.
製作年2013年。上映時間95分。

※かなりえげつない表現が描かれてますので視聴には十二分に気をつけて❗
新型コロナにも十分に気をつけて!⚠️

腐れ野獣のような野郎どもに凌辱の限りを尽くされた女子が、クソ野郎どもをひとり残らず葬り去る壮絶な復讐劇を、バイオレンスを大量に盛り込んで描いた米国産リベンジムービー。
余談ながら、クエンティン・タランティーノは、ビッグピクチャーのポッドキャストで、この映画のファンだと語ってる。
たしかにタランティーノなら云いそうな世界観。

耳の不自由な主人公ゾーイ(ほんと綺麗な女優さん)は、旅の途中でイカれた獣のような奴らに拉致されてしまう。
果てしない暴力と凌辱を受ける。
ホント観てて気分悪くなれほど。
肉体も精神も踏みにじられた上、瀕死の状態で生き埋めにされてしまったゾーイやったが、
翌朝、奇跡的に息を吹き返す。
復讐心に燃える彼女は、自分を辱め、傷つけた男たちを、ひとりまたひとりと葬り去っていく。。。 

現代の女性は、社会は勿論のこと、映画の内外でも平等な表現を求めて絶えず闘っている。
この作品の主人公ゾーイもまさに獣と化して野郎どもを釘付けにして(クソ野郎は矢で、観てる野郎には激しく)闘い、魅せてくれた。
頑丈なクソ悪党に対して、対等に渡り歩くために超自然的なパワーを得ることで成し遂げるくだりは映画に捻りも効いてる。🧟‍♀️やないかぁ。
しかし、クソ野郎どもの行為もさることながら、主人公の復讐もえげつない怖さがある。
ゾーイが手にかけた野郎どもを全て殺っちまうまで、小生は応援してる胸内もチョイ怖くなった。
メチャイエグいし、万人受けする映画ではないとは思いますが、個人的にはツボりました。
今の世は、了解のなかには妥協ばかりで、不条理なことや、善い人や素直な人が損してばかり、そないなことが天こ盛りある。
多くの人が何かしら耐えて生活してる。
そんな日常のフラストレーションたっぷりの感情を爆発させて、映画で長い作品観たあと溜まりにたまった御小水を放出したよな快感を与えてくれた作品かな。例えが長っ🙇‍♂️。
今作品の女優さんにネイティブの酋長の亡霊が憑く(乗り移った)ときの演技はほんと素晴らしい怖さがありました。
日本でリメイク作ったら、売れないAv女優、若しくはグラドル主演になりチープになるんやろなぁ。

余談ながら悪党のナイフ使いが使てるナイフは、
映画『ランボー3/怒りのアフガン』でスタローン演じるランボーが愛用してるナイフのレプリカ(ハンドルに滑り止めを巻いてる)
嗚呼、小生もランボーIII 公式レプリカ持ってましたが、銃刀法が煩くなって手放し、今は後悔ばかり。。。
メルカリで買った人よランボーIII 公式レプリカナイフを大切にしてくれ~

こないな時期です。
皆さん自分を大切に、そして身内を大切に🎶。
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