EDDIE

ヴィンセントが教えてくれたことのEDDIEのレビュー・感想・評価

4.2
朝っぱらから涙持っていかれちまったぜ!
酒と博打に明け暮れるダメオヤジと12歳の少年の絆を描く良作。

母親がシングルマザーのオリバーは12歳の男の子。母が仕事の間ダメオヤジヴィンセントの世話になることに。
当初シッターを嫌々引き受けたヴィンセントでしたが、オリバーが同級生からいじめられているところに遭遇したことをきっかけに喧嘩の仕方を教えたり、競馬を教えたり、バーに連れて行ったりと決して教科書には載っていないようなことばかりを教えられます。
そんな彼との触れ合いの中で、偏屈オヤジではあるものの、実は心の優しいおじさんだと心を通わせて行きます。

学校の発表会で「聖人」について発表することになったオリバー。同級生はマザーテレサなど、所謂実在した聖人君子を題材にしたものの、オリバーが選んだ聖人はまさかの…

という話ですが、2人の交流を観た上で、もうこの発表会みたらそりゃあ泣きますよ。
いい作品に出会えました。

ムービープラス録画にて鑑賞。
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