山本ゆりか

ズートピアの山本ゆりかのレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
4.4
頭の中にすんなりと入ってくる映画でした。

「ウサギが努力してハッピーエンドを迎える」という内容だと思っていましたが、実際はそれだけではありませんでした。

いろいろな動物がいる世界では、様々な個性がある。個性があればそれによる「差別」や「偏見」が生まれる。それらが原因で自分の夢を諦めてしまった動物や、自分に自信を持てなくなった動物がいる。また、無意識のうちに差別や偏見を持ってしまっていることもある。

私たち人間もそうなんじゃないかと考えさせられる映画でした。

偏見は自分に対しても持っているものだと思います。私自身「自分はこういう人間だから」と決めつけてしまい諦めることが、たくさんありました。

主人公のウサギは自分に対する偏見を一切持たず、自分の夢に何が何でも突き進むタイプだったので、見ていてとても元気になれました。

まだまだ自分を決めつけないで、もっと色々なことをやってみたいと思いました!「自分はこんな人間」と決めつけるのは、おばあちゃんになってからにしたいと思います(o^^o)