ズートピアのバラ科のレビュー・感想・評価

天敵同士が相棒になる、ドラマチックファンタジー。夢とスリルとアクションと陰謀と、あらゆる要素満載。上手いこと子供向けに仕上げた完成度の高い作品。寓話性だけでなく画作りが巧みなのでノンストップで飽きずに見られた。

ズートピアの世界は非常にメタ的。多様性を受け入れているようで差別的であり、どこにでも起こりうるちょっとした齟齬が拡大していく。
大人が見ても気づかされることが多く恐ろしい。傑作というほどハマったわけではないが、一見の価値あり。