美しい海と光
南太平洋を舞台にしたアニメーション。
命の源とも言うべきテ・フィティの心が盗まれたためにしだいに滅亡に向かう島を救うため、心を盗んだ張本人マウイを見つけだし、ともに、テ・フィティの心を返すべく海を渡る。
テ・フィティの心を盗んだというマウイのキャラクターがこの物語の魅力でしょう。
能力は高いが見栄っ張りで独りよがりのマウイをいかに味方に引き入れるか。
主人公モアナの努力がディズニーらしいところでした。
とはいえ、物語自体はそんなに目新しいものではありません。
テ・フィティの力が衰えたがために現れた溶岩でできた化け物、テ・カァの正体もわかりやすいでしょう。
したがって、一番の見所は美しく描かれた海。
波の動き、光のきらめき、透明感。
どれもすばらしいものでした。
美しい南洋の自然（もちろんＣＧですが）を大画面で見るだけでも至福です。
2020/1/2 7:19
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