このレビューはネタバレを含みます
5年前くらいに観たが再鑑賞
主人公のモアナがかなり勇敢で好感がもてる。マウイが捨て子だったことから活躍して人から好かれたい、英雄になりたいという思いを持っていて、故に釣り針に執着してしまうというキャラ設定がちゃんと説明されていてよかった。そのため釣り針が壊しながらもモアナを助けるシーンは2人の絆とともに、マウイの釣り針がなくても自分は自分だという気概が感じられて熱かった。
終盤のモアナがおばあちゃんと話して覚醒するシーンは歌も相まって名シーンだと思う。あそこまで孤独な状態で覚悟を決めるのはかっこいい。
ヤドカリのタマトアが敵キャラとしては出てくるがヴィランらしいヴィランが出てこない。最近のディズニーは昔みたいな巨悪みたいなヴィランが登場しないことも多く、それが一概に悪いわけじゃないがたまにはアースラとかスカーみたいな悪いやつが見たくなる。