CGというデジタルな技術で完璧に表現された、海を舞台にした大自然は必見の価値あり！
劇場予告でずっとやってた、幼いモアナが波と遊ぶシーン。
あれを観た時から、その水の表現の美しさに早く観たいと思っていました。
期待通りの作品です。
柔らかく、時に激しく、南国らしいエメラルドグリーンの美しい海。
CGアニメーションを作り始めた頃によく「人と水を表現するのは難しいなんて」聞きましたが、今作は、ほぼそれがメイン。
そのどちらも素晴らしい仕上がりで、技術の進歩と、それまでの人々の努力を考えると、それだけで感動です！
モアナというキャラクターも良かった！
近年のディズニーヒロインのおてんばぶりが加速していく一方なのは時代でしょうか。
自らの現状にうずくまり涙したり、逃げ出したり、運命に翻弄されるのではなく、自らの意思で立ち向かう。
そうすることで、よりキャラクターの内面が光り輝く。
文字通り大海原に舟を漕ぎ出す場面は、冒険心をくすぐられワクワクしました。
個人的にはマノイが、かなり好きなキャラでした！
スサノオや孫悟空を思わせる暴れん坊。
でもその背景もしっかりしていたし、モアナと共に成長するのは胸が熱くなりました。
しかし、話の展開上カットしたのかもしれませんが、生い立ちについてはもう少しやってほしかったですね。
「ファインディング・ドリー」的な彼を主役とした続編待ってます！
とにかく美しく、迫力ある映像と冒険劇。
劇場鑑賞がオススメです！
