ユアン・マクレガー主演。
モロッコで休暇を過ごしていた大学教授ペリーは、ロシアンマフィアからUSBメモリを受け取ったことをきっかけに彼らの陰謀に巻き込まれていく。
まず、ペリーお人よしすぎ!! なんでそこまで首突っ込むのよ! と、信義を貫くカッコいい男ペリーには正直ツッコミどころばかり。だが、カッコいいのは認める。ゴーストライターでも思ったが、ユアン・マクレガーはこういう直向きに自分の信じるところを貫く役が合ってる気がする。あの真っ直ぐな瞳。カッコよくない?
スパイ映画としては正直見慣れていないので、よくわからないのだが、マジかよヲイって感じの展開がちょいちょい。ベタな展開もアリアリ。
わかりやすいフラグが立ってるからこそのドキドキハラハラというのもあって、割と楽しめた。
裏切りのサーカスとは違って、それなりに他のスパイ映画じみた部分もそれなりにあり、登場人物もそんなに多くなく、単純で、わかりやすくて良い。
しかし、裏切りのサーカス並みの頭が痛くなりそうな複雑な展開を期待すると、少しがっかりするかもしれない。
総合的には、楽しめる作品だと思う。