ゆず

チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー誕生のゆずのレビュー・感想・評価

3.5
安心と信頼のインド産アクションラブコメディ。
ムンバイで暮らす独身貴族のラーフルは、祖父の遺灰を東海岸のラーメーシュワラムの海に流してほしいと祖母から頼まれるが、彼は友人たちと南のゴアへ遊びに行くつもりだった。
ラーメーシュワラムに行くと見せかけるためにチェンナイ行きの列車に乗り込んだラーフルだったが、その停車駅でミーナという女性を助けたことからトラブルに巻き込まれ引き返せなくなってしまう。

エンディングで突然ラジニカーントを讃える歌を踊り出すのが驚いたが、本編中も「ムトゥ 踊るマハラジャ」のオマージュと思われる演出などがあった。1枚のメモで大勢呼び出されてしまうやつとか、あと最悪の出会いとケンカばかりの関係から後半に入るとめっちゃロマンスしてるとか…(大体このパターンか?)
ヒロインの雰囲気も似てる気がする。演じるのは「トリプルX:再起動」にも出演していたディーピカー・パードゥコーン。
主人公ラーフルを演じるのはシャー・ルク・カーン。40になってもブラブラしている根性なしの男の役が妙にハマっている。そんな彼が141分かけて勇気を振り絞って闘う映画。
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