しの田

マウス・オブ・マッドネスのしの田のレビュー・感想・評価

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)
2.0
 少し面白かった。怪物とか悪魔とかのホラーは全然怖いと思わなくて、だからラヴクラフトも刺さらないんだけど、そうだとしてもこの映画は面白かった。架空の街へ行き、自分も架空の人物だと知り、自分がおかしいのか、世界がおかしいのか。あらすじはすごく良かった〜。ラストはやりすぎと思ったけど。夢から覚めた夢、ホテルの女将、エクソシストポーズ、これらは怖くて良い描写だと思った。基本はチープでしょうもないホラーだけど、それを作中で言及していたために演出のうちに入っちゃう。
 エンドロールの文字が青いのもケーンの影響だよね。私も頭がおかしくなっちゃうんだろうなぁ
しの田

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