のわーる

マウス・オブ・マッドネスののわーるのレビュー・感想・評価

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)
3.8
どこからどこまでが虚構なのか、考え出すとキリがない。
世界観はいい感じなのに、何かが物足りない。“愛”とか“命”とか“信仰”とか…守るべきものがあれば、もっと面白くなりそう。

ジョン・カーペンター監督が、敬愛する怪奇小説作家H・P・ラヴクラフトへのオマージュを捧げた作品。タイトルの“In the Mouth of Madness”も、ラヴクラフトの2つの作品“The Shadow Over Innsmouth”と“At the Mountains of Madness”から来ている。作家サター・ケーンはラヴクラフトそのものにも見える。

ラヴクラフトが好きな人ならぜひオススメしたい。でも欲を言うならクリーチャーをもっと映して欲しかった。
エクソシストオマージュも一部あって、ちょっと嬉しかった。
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