このレビューはネタバレを含みます
この作品はいわばアメリカが大好きな自己啓発的ドキュメンタリー映画です。
私がこの作品をお薦めする理由はただ一つ。
大好きな女優ラシダ・ジョーンズが出演しているから 笑
ロマコメの秀作「セレステ&ジェシー」のチャーミングなヒロインの彼女です。
えー、インスタフォローしてます。。笑
彼女が言うならば、それなら信じようという感じです 笑
後はですね。
私が大好きなラッセル・クロウの「ビューティフル・マインド」や「シンデレラマン」の脚本家のアキヴァ・ゴールドマンも出演しています。
彼は過去に虐待を受けた経験もあり、その痛みを昇華するような人の心を勇気づける作品を書き続けています。
彼も言うならば信じてみようか、という感じです(後付け、、、😅)
他には、いわゆるアメリカのスピリチュアル系の作家の方がメインのインタビューが中心に構成されています。
この作品がいわゆるただの啓発もの違うのは、映画を中心に構成されていることです。
聴いたことがある方もいるかもしれませんが、スター・ウォーズはある神話をモチーフにしているとジョージ・ルーカスは語っています。
その神話学を提唱したのは、ジョゼフ・キャンベルという神話学の権威です。
彼は世界中の神話の中に「ヒーローズ・ジャーニー 英雄の旅」という共通のパターンがあると言っています。
それは神話の主人公が以下の3つのステージを辿ると言っていまして、それが「スター・ウォーズ」含め、ほぼ全ての映画作品に共通する主人公の旅となっていると言っています。
この作品で紹介される映画にはちらっと出る映画も含めると「スター・ウォーズ」「マトリックス」「アイアンマン」「ロッキー」「オズの魔法使い」「ハリーポッター」「バットマンビギンズ」「不思議な国のアリス」「スパルタカス」「ロード・オブ・ザ・リング」「カサブランカ」「インディ・ジョーンズ」「スーパーマン」「キル・ビル」「エイリアン」など、、
ただ、モチーフとして幾度か紹介されたのは「オズの魔法使い」と「マトリックス」と「スター・ウォーズ」で、そこが興味深いです。
ある人はこの映画でこう言っています。
人生の冒険の旅に出ると言うこと。それはある意味で平凡から非凡な人生に移るようなもの。
不満だらけの人生から、満足した人生に転換する為に、自分が想像し得る最大の恐れに分け入るようなことよ。
えーっと、
大好きなラシダ・ジョーンズです 笑
なので、信じます 笑
挑戦する時の恐れの原因になっているものを取り除くにはどうしたらよいか、この作品で言っていることと、私が日頃感じていることは共通していました。
恐れにも沢山種類があると思います。
何か、誰かを失うことの恐れ。
自分が深く傷つくことへの恐れ。
人から無視されることへの恐れ。
人から評価されることへの恐れ。
ルークにとってのドラゴンがあの幻想で倒したダースベイダーの顔が自分自身だったように、自分にとっての恐れの原因と向き合う必要がある。
そして、恐れを超えていくために必要な事と語られているのは2つ。
一つは勇気💪
そして、
もう一つは愛です❤️
定番ですね 笑
でも、よくよく考えると勇気と愛をもってどう恐れを乗り越えていけるのでしょうか。
勇気はわかりやすいかと思います。
自身の根源からくる恐れを、勇気を振り絞って吹き飛ばす。
多くの映画の主人公は、この勇気をいかに創出したのかのストーリーです。
実人生においても、恐れを踏み越えるのに必要な勇気をいざという時に出せるように、
人によっては筋トレしたり、
自分を鼓舞するような言葉を自分に投げかけたり、
気持ちがあがる音楽や映画を観ることや、
ただひたすらに努力して踏み越えて、勇気を手に入れたりすると思います。
そして、映画はこの勇気の物語の宝庫です。
なので、映画から自身に勇気を与えられることは真実としてあると思います。
でも、幼少時からのトラウマが強い方は、勇気ひとつで踏み越えることができるでしょうか。
少なくとも、私はできませんでした。
そんな私が恐れを昇華できたのは、やっぱり心の奥底から愛が溢れた時だったと思います。
でも、愛が溢れて、恐れが消失する?
そんなプロセスを見出だすことは10代から20代前半にはできずにただもがき苦しんでいました。
幼少時のトラウマに向き合い、ようやく現実生活において、つまり日々の仕事での充実とパートナーとの生活にバランスが取れ始めたのは20代半ばの時。
それは瞑想と内観法がきっかけでした。
日常的に瞑想やヨガがニュートラルに戻る習慣になっています。
あとたまに、奥さんがダンスのインストラクターなので家で彼女が練習している時に混ざります 笑
きっと社会全体が大変な時期はこれからも続くでしょう。
そんな日々はミニマムに自身の心の糧に意識を当てて守っていくことが、自分を支える鍵になると思います。
時に世の中には、今の大変な時期に人の弱みにつけこんで詐欺などが横行しやすいのでご注意ください。
答えは大抵、映画を観ればそこにあります 笑
私もこの映画を改めて観たことで「恐れを解き放ち、至福を追いかけよ」という映画のメッセージを改めて心に抱いて、、
苦手なホラー映画をたまに見ようかと思っています 笑
コロナ共生時代は、自分と家族の心身を何よりも大切に守り、そしていい映画を観る❗️
それで生きていきたいと思っています✨
長文にお付き合い頂いて本当にありがとうございます🙇♂️
こんな重めレビューを書いてる最中、妻は昨夜オンライン飲み会で午前1時まで飲み明かしたため、二日酔いのようです。でも先程から「アントマン」を観ながら大笑いしている声が聴こえます 笑
彼女の尊厳のために言いますと、オンライン飲み会は週2回ペースで、、妻からは私のことはいくらでもネタに使っていいからというありがたいお墨付きを頂いています😂笑
次からまた、いつもと変わらぬ映画レビューに戻ります🤗
一生、映画楽しんで参りましょうね✨☺️✨