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むかしMattoの町があったのkazuのレビュー・感想・評価

むかしMattoの町があった(2010年製作の映画)
3.9
イタリアから精神病院を無くした精神科医 フランコ・バザーリアの映画。

大学の講義で鑑賞。

第一部冒頭での”私は精神疾患のことを何もわかっていない”と自問自答するシーン(奥さんがタイプライター打ってるとこ)にフランコの性格が現れてるなあと。

一部では精神科病院で患者の人権が無視されてきた現実に、二部では精神病患者が地域へ戻るにあたって直面する困難に向き合い、医師としてのキャリアを通じて精神科医療におけるジレンマに悩み続けたという点にフランコの偉大さがあると感じました。

良作でしたが3時間は長い......。
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