あちぴろ

最後まで行くのあちぴろのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2014年製作の映画)
4.0
「マイ・ディア・ミスター」「パスタ」「ペイバック」などドラマや「パラサイト」「修羅の華」「PMC ザ・バンカー」などの映画に多数出演、一度聞くと忘れられない声の持ち主、イ・ソンギュン。
相変わらずの存在感。

以前からこの作品もクリップしていて、一度トライしたものの、悪徳刑事役(「チェ・ピロ」でも賄賂もらう刑事役だったような)で観るのを断念したんだけど、岡田くん主演リメイクが公開されているので、よほど面白いのかなと再生してみた。

めちゃくちゃおもろいやん。
この展開は想像してなかった。

まさかの「チョ・ジヌン」の登場に「え?」と声が出た。
さらに、まさかのボゴミ!!すごい脇役。
本作も「あ!この人!」という人がたくさん出演。
ぺしゃんこになった「チョン・マンシク」(アシュラ、藁にもすがる獣たち)
同じ賄賂をもらってた脇役刑事に「チュ・ソクテ」(刑務所のルールブック、わずか1000ウォンの弁護士)
妹役に「シン・ドンミ」(ハイバイ、ママ!)
と脇をかためるキャストを探すのも楽しい。

冒頭から緊張感MAXでハラハラしまくる展開が最後まで?と思いきや、チョ・ジヌンが出てくるあたりから様子が変わりだす。
死体を隠すための棺桶までのシーン、防犯カメラのシーンなどバレる!やばい!というのが演者の表情や表現力でこちらもドキドキしてしまう。
ラストのマンション内での激闘については、うんまぁそうなるよね。その伏線あったし。
とはいえ、暴発?したのがなんで水槽を割ってしまったのかは謎い。
貫通して水槽を突き抜けたの?至近距離ではあったけど。。。

ラストシーン、そうかそれは血眼になって鍵を欲しがるわ。と納得。
すんごいお金の山で、あのカバンじゃ小さいわw

一捻り効いた面白い映画だったけど、韓国の土葬だからなし得たことだけど、邦画はまず火葬なのにどうするのか興味がわいた。
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