鎌谷ミキ

最後まで行くの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2014年製作の映画)
4.0
【俺ってツイてる?】

[あらすじ]こちらはネット版
殺人課の刑事ゴンス(イ・ソンギュン)は、交通事故を起こし人を轢き殺してしまう。被害者の遺体を持ち帰り、この事件を隠そうとするゴンス。数日後、そんな彼に、真相を知ると告げる謎の男から電話がかかってくる。

[レビュー]
『インサイド・ヘッド』保留にしてまで見たかった!結果、どっちも見れたんだけどね😆日本版『最後まで行く』の記憶が薄れない内に。

シンプルに面白い!原作は至上だというのは、派手なアレンジが加わってない最初のアイデアだからだと感じた!!やっぱり二番煎じになってしまうんだよな、リメイクは…でもアイデアなら日本版は引けを取らない。後は好みの問題。どんなラストなら納得する?っていうこと、それなら日本版は本作を観て予想できる人なんて皆無な作りになってるから!!!綾野剛、ゾンビだから(まだ言うか🧟‍♀)

この本筋を書くということは中国リメイク、フランスリメイク、フィリピンリメイク、日本リメイク、どれもネタバレしてしまうことになりかねないので、省略。こんなにあるんか😲

さて、オリジナルのいい所。意外な場所でアクションしてる。日本版ではあまり感じなかったけれど、冷静に考えたら「そこはアカンやろ」ってなった。設定がやっぱり面白いんやろなー。

ゴンスの立場の違い(オリジナルはバツイチ?日本版は離婚直前)で、展開がかなり異なる。これも見ようによっては面白いなー。

冷静に考えたら、かなりとんでもないことをオリジナルからやらかしてます。クライムだけに。ワード出すだけでもネタバレだな🫢なので、リメイクはその上にさらにやらかす事態に陥る…

登場人物が最小限なのもオリジナルの特徴。いろいろ出てきちゃうととっちらかってしまうしな🤔

こちらも顔芸を覗けます。オリジナルはイ・ソンギュンさん。岡田准一くんとはまた違う緊張感がありました。オリジナルの綾野剛さんことチョ・ジヌンさん。冷静にゴンスを追い詰める!!ゾン…ん?ん😓オリジナルはシンプルなのです…

思ってたよりめっちゃシンプルやった!日本版、メインの出来事はしっかり丁寧になぞってて7割同じ展開ではあります。ですが、リメイクは…ということです。どちらも楽しめるという意見通り、アイデア勝負のオリジナル堪能しました🥰
鎌谷ミキ

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