2014年公開の韓国映画。
一つの事故を発端に極限まで追い詰められて行く刑事の姿を描いた作品。日本のリメイク版が現在公開中ということで、まずは韓国のオリジナル版を鑑賞しました。
韓国では、名門大学を卒業した、いわゆる社会のエリートだけが映画監督になれるとか、映画作品の撮影期間が日本では考えられないほど長期間に及ぶ、といった話を聞いたことがあります。それ故に、韓国映画は完成度が高い作品が本当に多く存在しており、今作でもそんな韓国映画界の実力がいかんなく発揮されています。
これぞ韓国映画クオリティ！と言える、まさに非の打ち所がない作品。テンポ良く話が進むクライムサスペンス。どこかで見たようなシーンや展開もいくつか見受けられますが、それがたとえ"アメリカ映画のいいとこ取り"であったとしても、この映画が傑作であることに違いはありません。手に汗握る展開で、タイトル通り最後までしっかり楽しめました。
