サマータイムブルース

最後まで行くのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2014年製作の映画)
3.3
どーもこの主人公に感情移入出来ませんでした

普通、ピカレスクドラマでも、犯罪者の主人公が自らの悪事がバレそうになったり、ピンチになったりすると、ああ〜、バレないで〜って、肩入れしちゃうんだけど、今回のコ・ゴンス刑事(イ・ソンギュンさん)には、そういう気持ちにはなれませんでした

出てくる警察官みんなクズばかり
もっとひどいパク・チョンミン警部補(チョ・ジヌンさん)というのも出てきて、クズ対クズの壮絶なバトルが始まります
「シャイニング」を彷彿とさせるシーンも

コレ、ゴンス刑事が、どんどん追い詰められて、ついには破綻する、みたいなシンプルな展開に出来なかったのかな

個人的には、チェ・サンホ刑事(チョン・マンシクさん)がお茶目でお気に入りです
ゴンスが、事故を起こした時の監視カメラの映像が残っていて、一台だけ、ブレーキランプを点灯させたクルマが、事故の該当車輌だということをいち早く見抜く
おおー、サンホ刑事、優秀じゃん!!
クルマのナンバーは、最初が“8”で、次は・・・・・・・・・・・・・・・分からんっ!!!ってとこ爆笑
その後のサンホ刑事、まさかの顛末で悲しくなりました

タイトルの意味が謎
最後って、どこ?何の最後!?
悪いことした行き着く先ってこと?
だとしたら、ゴンスは1人ハッピーエンドになってて納得出来ないんけど

にしても韓国警察ひどい
全てを警察に白状したゴンス
担当者が、新たに赴任してきた署長に、どうしましょうってお伺いを立てると
「全てを隠蔽しよう!!」

って、ええーー!?