渋オジ3人と若いボクサーの群像劇。
工場経営者(イヴ・モンタン)、医師(ミシェル・ピコリ)、作家(セルジュ・レジアニ)は昔からの友だち。いつも夫婦ぐるみのおつき合いでワイワイ楽しい週末を過ごしている。それなりの職に就き、順風満帆そうに見える3人だが、実は内面には様々な問題を抱えていた…
資金難だったり、離婚だったり、妻が友人とデキてしまったり、健康面での不安だったり、いくつになっても人生には苦難が待ち受けるが、全てを受け入れて前に進んでゆく。今までもそうしてきたように。
「人生は先はわからんさ」
イヴ・モンタンが言うと説得力がある。
当時26歳のドパルデューがボクサー役で好演。ボクシングがうまくて驚きです。
淡々と渋オジたちの人生を見つめる滋味深い人間ドラマでした。
*genarowlandsさん、ありがとうございます*